ティーポット以外の紅茶道具について
紅茶をおいしくいれるためには、いくつかの道具が必要になってきます。
いれ方ももちろん大切ですが、使い勝手の良い実用的な道具を揃えることも欠かせない要素です。
最初にイメージされる紅茶の道具といえば、まずはティーポット。
ティーポットといっても様々な種類がありますが、高級磁器のボーンチャイナはおすすめのひとつです。
では、ティーポット以外にもいくつかある必要な道具をご紹介しましょう。
茶漉し(ティーストレーナ)
茶葉を濾すために必要なのが茶漉しです。
たまに見かけるものに、ポットに網状の茶漉しが内蔵されているタイプがあります。
このタイプは手間が掛からずとても便利なのですが、茶漉しが小さく茶葉が十分に開けなかったり、お湯に浸かる部分が少ない場合もあるので、紅茶の場合はできれば内蔵タイプではなく、濾す際に、茶漉し単体で使うほうが良いでしょう。
取っ手を持って使うタイプと、カップの縁に引っ掛けて使うタイプ、注ぎ口に差し込むタイプなどがあります。
細かい茶葉や、スパイスティーには目の細かい茶漉しがおすすめです。
ティーメジャー
ティーメジャーは、茶葉を計るためのもの茶さじ。実用性を重視したものから、デザインに凝った華やかなものまであります。
ティーメジャーひとすくいで、ティーカップ2杯分に必要な紅茶葉・約5gが量れるものが多いです。
ただ茶葉の大きさや形状で、見た目の5gの分量はだいぶ違いますので、一番初めははかりで計量するとわかりやすいでしょう。
日常使うティーメジャーは同じ形に決めておくといつも同じ量が量りやすく便利です。
またはティースプーンでも代用ができます。
軽く山盛り1杯が約2.5g。ティーカップ1杯分に必要な紅茶葉が量れます。
紅茶をティーカップ3杯いれるときは、ティースプーンで3杯。という具合です。
ティースプーンは、コーヒースプーンよりひとまわり大きいサイズですので間違わないでくださいね。
砂時計
抽出時間を正確に計ることも美味しい紅茶をいれるコツ。
ストップウォッチ型のタイマーは正確な時間を計れるので便利ですが、砂がゆっくりと落ちていく様子を見ることができる砂時計も魅力的です。
砂時計があれば、紅茶をいれる待ち時間もゆったりとした気分で過ごせます。
ティーカップ&ソーサー
カップ&ソーサーは、自分のお気に入りや素敵なものを使うと、ティータイムが更に楽しくなりますね。
ティーカップは、繊細な紅茶の色や香りを楽しむためにも、浅く口が広く開いているものが良いといわれています。
内側の色はボーンチャイナのように白い方が、水色(すいしょく)が綺麗に映えます。
ちなみに、ソーサーはティーバッグで紅茶をいれる際にも活躍します。ティーバッグをカップに入れた後に、ソーサーを反対向きにしてかぶせることで、蓋の代わりにもなるからです。
紅茶を販売しているサウザンドリーフでは、高級感漂うボーンチャイナのティーポットや、茶漉しやティーメジャーなどの道具も取り揃えております。
これから紅茶時間を楽しみたい方、来客用に準備しておきたい方もぜひご覧ください。