美しい芳香を持つ、日本固有種の香木「クロモジ」。

その香りは、清々しい森のようでもあり、
フローラルな花束の様でもあり、
爽やかな柑橘の様でもあります。

古くから生薬としても用いられており、
鎮静作用、健胃作用、喉によく、抗菌作用、抗不安作用などのほか、
クロモジの香り成分は心の緊張をほぐし、心身ともにリラックスさせてくれるといわれています。　


こちらは香り高い千葉県木更津産無農薬のクロモジ。

４月～５月にかけて摘み取った、新緑が美しい春の新芽です。
春の葉は香りに透明感があり、夏摘みと比べると繊細な印象。
茎も香りが良いので混ぜています。

春先にだけ咲く可憐な小花も添えました。

ポットに湯を注ぐと小花が揺れ、蒸らす時間もゆったり癒されます。
お茶を注いだカップに小花をひとつ浮かべてもきれいです。

●間もなく今季分は終了です。
●葉がやや細か目のものになります。

・一番先の新芽の柔らかい茶葉は乾燥すると黒い色になります。
緑の葉と混ざっていますが品質に問題はありません。


・0.5ｇの茶葉＋熱湯200～300cc、３分以上蒸らして漉してください。
香りは薄くなりますが、2煎目も白湯のようにぜひどうぞ…。


・湿気ないように保存していただければ１年～2年ほど十分にお飲みいただけますが、
季節のものですので、ぜひお早めにお愉しみくださいませ。